2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

民法Q14:【判例S48.10.19】権利能力なき社団の代表者が社団の名で行った取引による債務

【判例S48.10.19】権利能力なき社団の代表者が社団の名で行った取引による債務→ 構成員全員に総有的に帰属するとともに社団の総有財産だけが責任財産となり構成員個人は直接的には個人債務ないし責任を負わない。

民法Q13:【判例S39.10.15】権利能力なき社団の要件

【判例S39.10.15】権利能力なき社団の要件1.団体としての組織を備え 2.多数決の原則が行われ 3.構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続し 4.その組織において代表の方法、総会の運営、財産の管理その他団体としての主要な点が確定しているもの

民法Q12:民法30条(失踪宣告)の利害関係人とは?

民法30条(失踪宣告)の利害関係人とは?→ 配偶者、相続人、債権者など法律上の利害関係を有する者

民法Q11:保佐人の権能

保佐人の権能1.同意権(民法13条1項) 2.取消権(民法120条1項) 3.追認権(民法122条) 4.代理権付与の審判をうけることにより代理権(民法876条の4) ※本人の同意必要

民法Q10:制限行為能力者は代理人になれる?

制限行為能力者は代理人になれるか? → 制限行為能力者でも可能だが意思能力が必要 ※法定代理人は×

民法Q9:未成年後見人は法人でもなれる?

後見人まとめ【未成年後見人:改正前】 ・人数 1人のみ ・法人 ×↓↓↓ 【未成年後見人:改正後】 ・人数 複数でもOK(複数いる場合は原則として、その権限を共同して行使) ・法人 ○※平成24年4月1日施行の改正で上記のようになっています。おそらく平成…

民法Q8:成年擬制、婚姻が解消されたらどうなる?

成年擬制の効果は婚姻が解消されたらどうなる? → 婚姻が解消されても効果は消滅しない

民法Q7:胎児の権利

胎児の権利1.相続(民法886条) 2.遺贈(民法965条) 3.不法行為に基づく損害賠償請求(民法721条)

民法Q6:意思無能力者のなした法律行為は無効or取消し?

意思無能力者のなした法律行為は無効か取消しか? → 無効 ※取消しうるものではないことに注意!!

民法Q5:権利能力なき社団は権利義務の主体となりえるか?

権利能力なき社団は権利義務の主体となりえる? → 原則として権利義務の主体とはならない

民法Q4:【判例H9.2.14】民法634条2項(損害賠償債権と報酬債権の同時履行)の例外

【判例H9.2.14】民法634条2項(損害賠償債権と報酬債権の同時履行)の例外瑕疵の程度や各契約の当事者の交渉態度等にかんがみ報酬残債権全額の支払いを拒むことが信義則に反すると認められるときは、この限りではない。

民法Q3:【判例S51.7.8】民法715条3項(求償権)と信義則

【判例S51.7.8】民法715条3項(求償権)と信義則使用者としての損害賠償責任を負担したことにより損害を被った場合、事業の性格、加害行為の予防もしくは損失の分散について、使用者の配慮の程度その他諸般の事情に照らし、損害の公平な分担という見地から…

民法Q2:権利失効の原則とは?

権利失効の原則とは?権利者が長期間にわたり権利を行使せず、権利の不行使について相手方の信頼が生じている場合に、消滅時効期間や除斥期間の経過をまたずに権利の行使が阻止される↓↓↓↓判例も抽象論として認めている

民法Q1:権利の濫用

権利の濫用 重要ポイント・不法行為責任を免れない ・権利自体を剥奪されることもある → 明文がある場合のみ