2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

憲法Q16:北方ジャーナル事件Ⅱ

北方ジャーナル事件(表現行為に対し事前差止めを命じる仮処分命令を発す場合)→ 口頭弁論または債務者の審尋を行い表現内容の真実性の主張立証の機会を与えることを原則とすべき

憲法Q15:表現の自由を制約する立法を判断する基準

Ⅰ.明確性の理論 → 精神的自由を規制する立法は明確でなければならないとする理論Ⅱ.明白かつ現在の危険の基準 ①近い将来、実質的害悪を引き起こす蓋然性が明白であること ②実質的害悪が重大であること ③当該規制手段が害悪を避けるのに必要不可欠であること…

憲法Q14:猿払事件Ⅱ(憲法31条)

猿払事件Ⅱ(憲法31条)勤務時間外に国の施設を利用せず職務を利用することなく行った行為→ 立法機関の決定がその裁量の範囲を著しく逸脱しているものとは認められない

憲法Q13:北方ジャーナル事件(事前抑制)

北方ジャーナル事件(事前抑制)→ 憲法21条の趣旨に照らし厳格かつ明確な要件の下で許容されうる

憲法Q12:東京都公安条例事件(集団行動による表現の自由)

東京都公安条例事件(集団行動による表現の自由)1.法と秩序を維持するのに必要かつ最小限度の措置ならば2.公安条例で事前の措置を講じても許される

憲法Q11:信教の自由

信教の自由・明治憲法でも保障されていた・外国人も享有主体となりうる

憲法Q10:思想及び良心の自由の保障

思想及び良心の自由の保障国家が1.一定の思想・良心を持つことを禁止したり強制したりできないこと2.一定の思想・良心を持っていることを理由に不利益を課すことができないこと3.その人が持つ思想・良心の告白を強制できないこと