憲法Q33:朝日訴訟ポイント

朝日訴訟ポイント

1.認定判断は厚生大臣の合目的裁量に任されており、政府の政治責任が問われることはあっても、直ちに違法の問題を生じることはない。

2.しかし、法律によって与えられた裁量権の限界を超えた場合または裁量権を濫用した場合には違法な行為として司法審査の対象となる。

3.要保護者・被保護者が国から生活保護を受けるのは、単なる国の恩恵ないし社会政策の実施に伴う反射的利益ではなく、法的権利である。